sdgsユニバーサルデザイン採用。

薬剤師の使命と医薬品ロス削減への取り組み

医薬品ロス

薬剤師は日々、地域の皆さまに必要な薬をお届けするため、医薬品の確保に努めています。しかし近年、医薬品の流通が不足し、限定出荷などの影響で、医薬品を十分に確保することがこれまで以上に難しくなっています。
その中で、どれだけ在庫管理を徹底しても、処方の変更や患者さんの体調の急変による処方の中止や使用期限の短い医薬品の期限切れなど廃棄される医薬品が発生しています。

医薬品ロスを減らし、有効活用するために

大分市薬剤師会では環境に配慮し、医薬品ロスを減らすため、「友愛セール」 を実施しています。
この取り組みでは、薬局間で使われなくなった医薬品を、必要としている薬局に提供する仕組みを整え、医薬品を無駄なく活用しています。

医薬品ロス集計

当会内で残薬の取引を行った「集計結果」となります。薬局間で取引を行うことで、医薬品ロスを解消する取り組みです。

必要とされない薬が、必要とされる薬に生まれ変わる

「友愛セール」は、医薬品ロスの削減という意味でも、また SDGs(持続可能な開発目標)の視点からも重要な活動です。限りある資源を大切に活用し、地域の医療を支えるために欠かせない取り組みとなっています。
大分市薬剤師会はこれからも、医薬品を無駄なく活用し、地域の皆さまの健康を支えるために全力を尽くします。
この取り組みにご理解とご協力をよろしくお願いいたします。